ビンくんに何が起きたのか?
中学3年生のビンくん、学校に来なくなったのは、なぜ?
ワークショップ「ビンくんに何が起きたのか?」
テーマ:多文化共生
ねらい :
・日本に暮らす、外国につながる子どもたちのことを知る
・日本に暮らす「難民」のことを知る
・外国につながる子どもたちが抱えている問題を知り、その解決に何が必要かを考える
概 要: 日本で暮らすベトナム難民の家族が抱えているさまざまな問題を知り、その解決策を話し合うことを通じて、「多文化共生」のあり方について考える
対 象 :高校生以上(大人も可)
人 数 :10人~60人
形 態 :5~6人ずつのグループでテーブルを囲む
時 間 :90~120分
ワークショップの流れ
| 1 | 10~20 分 | オリエンテーション、アイス・ブレイキング | |
| 2 | 30 分 | グループワーク 仮想インタビュー ビンくんの友人や両親など、7人の関係者に話を聞いて、ビンくんに何が起きたのかを調べ、日本に暮らす「難民」がさまざまな困難を抱えていることを知る | ポスター ワークシート |
| 3 | 20~30 分 | ディスカッション① ビンくんが抱えている問題や悩みを解決する方法について「ランキン グ」の手法を用いて話し合い、各グループの答えを発表する | カード |
| 4 | 20~30 分 | ビデオ上映 実際に日本で暮らしているベトナム人家族について知る | ビデオ映像 |
| 5 | 10~15 分 | ふりかえり |
ワークシート①

ワークシート②

ワークショップの様子


参加者の感想(大人)
・日本には、移住している外国人が多いにも関わらず、未だに受け入れられていない人、どのような生活をしているのかなど、もっと関心を持って行かなければならないと感じました。
・難民の方の気持ちを少し理解できて良かった。又機会があれば参加したい。
・今まで自分はよく知らなかった難民問題のことなどを知れて良かった。自分自身の日常生活から想像できる範囲を越える、もろもろの事情や困難な状況を抱えるひとに関心を持つことの大切が実感できた。ワークショップで同じテーブルだった人にしろ、他のテーブルにいた人にしろ、何を優先して考えるかというところが、それぞれ違う、というところがとても興味深いことだった。だから「人と話し合う」ということは大事だな、と思った。
・「人の話を聞くこと」の大切さを改めて実感しました。とかく、人は自分の意見だけが正しいと思いがち。一つのことについて、色々な角度から見る。そして、色々な角度から聞く。こういったことを、自分は出来ていると思っていても、出来ていないことが多いと思うので、今回のようなワークショップで、そういったことを再確認出来たのが良かったと思います。
・日本にいながら気付かずにいる、私たちの鈍感さ、もしかして私たちのすぐ隣にあるかもしれない、難民が抱える生活や心の困難さは、周囲の私たちの無理解、知識の無さに有ることを知った。今後、私たち自身が周囲に目を向ける時の心・意識が変わっていけると思いました。
教員研修で実施した際の参加者の感想
・とてもリアリティーのあるワークショップで、グループの先生方もとても深い意見を述べておられて、ためになりました。本校でも外国人の親を持つ子ども達がいるので、ぜひ、職員の研修でも取り上げたいテーマだと思いました。
・自分の人権感覚を見直すよい機会となった。
・社会科教員として、とても勉強になる研修だった。
・参加体験型学習を通して、改めて自分の人権についての意識を変える必要があるなあと感じた。
必要な機材等
□プロジェクター
□スクリーン
□スピーカー
□延長コード(3ッ口以上)
□可動式のホワイト・ボード又は黒板
□サインペン(黒又は青)


